【オカルト】日本の人魚の役割5選!見つけたら注意必須
日本の伝説や文化において、人魚(にんぎょ)は様々な役割を持っている。以下はその中でも代表的な5つの役割を紹介しよう。
人魚というと上半身が女性で下半身が魚といった西洋風の妖怪を思い浮かべる方が多いが、日本の人魚と言えば頭部が人間で首下が魚という、まさに妖怪然としてものの事を指す。
以下は日本の人魚が現れた役割の代表的なものだ。
①警告や予兆
人魚が現れる、または目撃されると、しばしば災害や事故の前触れとして現れると信じられている。海の神秘的な存在として、彼らの姿が海難や天変地異の前兆として解釈されることがある。
②守護者
人魚は海や水域を守護する存在としても見られる。漁師や船乗りは、彼らが安全をもたらす守り神として崇めることがある。
③薬または呪い
人魚の肉を食べたという伝承が伝わるが、その肉は時として「薬」、それが行き過ぎると「呪い」にまで発展する。その呪いとは「不老不死」だ。時の権力者にとっては喉から手が出るほど欲しい妙薬だが、望まない人からすれば呪いだっただろう。
望まなくして不老不死となったがかの有名な八百比丘尼という女性だ。人魚の肉を知らずに食べた事で不老不死となり、最後は自死するに至っている。自分よりも若い人がどんどん老いて死んでいく中、自分は若く死ぬことも無いのは精神的にきつかっただろう。これは呪い以外の何物でもない。
④水の精霊:
人魚は水の精霊としても見なされることがある。清らかな水と関連付けられ、水の質を保護し、水域の生物を守る役割を果たすと信じられている。清らかな水辺には人魚の姿があるかもしれない。
⑤警告や教訓の象徴
人魚の物語はしばしば人間の欲望や誤った行動の結果を警告するための寓話として解釈される。①と被るが人魚が現れると災難が襲い掛かるといった教訓があり、その姿を絵に残すことで災い除けとして広まった事実がある。
日本における人魚は、「件のごとし」で有名な妖怪「件(くだん)」や、あまびえ・尼彦・尼彦入道といった農作物に関連する予言や予防を出す妖怪などと同じくくりになるだろう。
日本人魚を見つけたら「災いが起きる前兆」と捉え、目撃したら逃げる事で「災難から逃れられる」だろう。
人魚は日本全国で発見事例があるが、ミイラ化した人魚はほぼ作り物で災難除けのお守りとして作られたものが殆どだが、厄を避けたいと願う人の思いが詰まっている物なので、もし出会う機会があれば厄除けにあやかれる様拝んでおきたい。
※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ