【オーパーツ】3600年前に作られたとされる高度な天文学知識が詰め込まれた円盤「ネブラディスク」

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3600年前にこれほど高度な天文学知識があったのか。それを証明する青銅製の円盤が「ネブラディスク」だ。

ネブラディスクとは?

Nebra Scheibe.jpg
Dbachmann, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

 

ネブラ・ディスクは、1999年にドイツのネブラ近郊で発見された青銅製の円盤で、約3600年前のものとされている。

このディスクには、金で太陽、月、星々が描かれており、天文学的な用途に使われていたと推測されている。

発見の経緯

ネブラ・ディスクは、盗掘者によって発見され、その後当局によって押収された。

発見当時、ディスクと共に青銅製の剣や斧、腕輪なども見つかっており、これらの遺物は同じ時代に埋められたと考えられている。

 

使用目的

このディスクは、太陽暦と太陰暦を組み合わせた天文時計として使用されていたと考えられている。

特に、春分や秋分、夏至や冬至の日の太陽の位置を示すために使われていた可能性が高い。また、宗教的儀式や占星術としても利用されていたと考えられている。

 

文化的背景

ネブラ・ディスクは、ウーニェチツェ文化と関連しており、この文化は中部ヨーロッパの青銅器時代に栄えた。

ディスクの製造には高度な技術が必要であり、当時の人々が持っていた天文学的知識の高さを示している。

 

オカルト的な視点から見ると、ネブラ・ディスクは「オーパーツ」と呼ばれる、時代や場所にそぐわない高度な技術を持つ遺物の一つとして注目されている。

このディスクが作られた時代には、ヨーロッパにはこれほど高度な天文学の知識が存在しなかったとされているため、円盤の存在が過去高度な天文知識を持っていた証左でもある。

また、ネブラ・ディスクは古代の宗教的儀式や占星術に使われていた可能性も指摘されている。

特に、太陽と月の位置を示すことで、季節の変わり目や重要な祭りの日を特定するために使用されていたと考えられている。

ネブラ・ディスクは科学とオカルトの両方の視点から興味深い遺物であり、その真の用途や起源については今なお議論が続いている。

 

ネブラディスクと同じ用途をもった遺物はあるのか?

ネブラ・ディスクと同様に、天文学的な用途を持つと考えられる遺物は他の地域でも発見されているが、ネブラ・ディスクほど具体的な天文図を持つものは非常に珍しいといわれている。

似た遺物の例

ストーンヘンジ(イギリス)

ストーンヘンジは、紀元前2500年頃に建設されたとされる巨石遺跡で、太陽の動きと関連して配置されている。

特に、夏至の日の出と冬至の日没に合わせて設計されていると考えられている。

太陽のペンダント(イギリス)

ネブラ・ディスクと同じく青銅器時代の遺物で、太陽を象徴する金のペンダントが発見されている。これも天文学的な意味を持つとされているが詳細は不明。

ニューグレンジ(アイルランド)

紀元前3200年頃に建設されたとされるこの古墳は、冬至の日の出の光が内部に差し込むように設計されている。これも天文学的な知識を示す遺物の一つとされる。

これらの遺物は、古代の人々が天文学的な知識を持ち、それを宗教的儀式や生活の中で活用していたことを示している。

ネブラ・ディスクはその中でも特に詳細な天文図を持つため、歴史的にも非常に貴重な遺物とされている。

ただ、3600年前に作られたとは言われているものの、正確な年代測定をできる技術が確立していない点から、本当にその時期に作られたかどうかはわからない。

 

※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ

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