【オカルト】無欲なものには福が向こうからやってくる「金霊」

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無欲なものにこそ幸運がやってくるとよく言われるが、妖怪にもそんなものが居る。それが「金霊」だ。

金霊(かなだま)とは?

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Toriyama Sekien (鳥山石燕, Japanese, *1712, †1788) – scanned from ISBN 4-336-03386-2., パブリック・ドメイン, リンクによる

 

金霊(かねだま、かなだま)は、日本に伝わる金の精霊、または金の気とされている。

江戸時代の妖怪画集『今昔画図続百鬼』に描かれた金霊は、善行に努める家に現れ、土蔵が大判小判であふれる様子を象徴している。

金霊は、無欲善行の者に福が訪れることを表しており、実際に金霊が家に現れるのではなく、そのような人に福が訪れることを意味していると言われている。

また金玉は、訪れた家を栄えさせるという共通点があり、玉のような物または怪火で、これを手にした者の家は栄えると言われている。

江戸時代の奇談集『兎園小説』には、1825年の千葉県での逸話があり、雷鳴のような音と共に光り輝く卵のようなものが飛来し、それを家に持ち帰った農民が大金持ちになったという記録が残っている。

この話は金玉ではなく金霊の名で語られており、金玉と金霊が混同されるているが、別物とされている。

 

金霊の逸話

金霊に関する逸話は、日本の伝統的な信仰や文化に根ざしており、多くの物語や伝承が存在する。

 

前述したが、江戸時代の奇談集『兎園小説』には、1825年の千葉県での逸話が記されている。

それによると、丈助という農民が早朝から農作業に取り掛かろうとした際、雷鳴のような音と共に赤々と光る卵のようなものが落ちてきた。

丈助はそれを家に持ち帰り、秘蔵の宝とし一代で巨万の富を築いた。

だが、光る玉に何らかの手を加えると、それこそ一代であっという間に家を傾けてしまうとも言われている。

 

また、金霊は昭和以降の妖怪関連の文献では、訪れた家が栄えるが、去って行くと家も滅びると解釈されている。

漫画家の水木しげるは、幼い頃に実際に金霊を目撃したと語っており、その姿は轟音と共に空を飛ぶ巨大な茶色い十円硬貨のようだったと言っていた。

金霊は、無欲善行の者に福が訪れることを象徴しており、実際に金霊が家に現れるのではなく、そのような人に福が訪れることを意味しているとされている。

 

座敷童の金物版と言った感じだ。

 

※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ