【オカルト】静岡県に存在する七不思議「遠州七不思議|子生まれ石」

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昨日に引き続き静岡県遠州に伝わる7つの不思議について触れていきたいと思う。今回は「子生まれ石」についてだ。

遠州七不思議とは

遠州七不思議(えんしゅうななふしぎ)は、静岡県の遠州地方に伝わる七つの不思議な物語を指す。

これらの不思議な物語は地域によって異なるが、よく知られている物を紹介しよう。

 

夜泣き石(掛川市佐夜鹿、小夜の中山): 女性の泣き声が聞こえる石。

桜ヶ池の大蛇(御前崎市佐倉): 池に住む大蛇の伝説。

池の平の幻の池(浜松市天竜区水窪町池の平): 幻想的な池の物語。

子生まれ石(牧之原市西萩間、大興寺): 子どもが生まれると石が割れると言われる石。

三度栗(菊川市三沢): 三度叩くと栗が割れるという栗の伝説。

京丸牡丹(浜松市天竜区春野町): 牡丹の花が京丸の形をしているとされる。

波小僧(遠州灘): 海の波に現れる小僧の姿。

 

これらが良く知られているが、今回は「子生まれ石」について。

 

子生まれ石とは?

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アラツク – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, リンクによる

 

子生れ石は、静岡県牧之原市にある「大興寺」の墓所と、その裏山を越えた御相談川の二ヶ所で見ることができる。

この石は、住職が亡くなる際にこぼれ落ちると伝えられており、大徹和尚が亡くなる際に自らの身代わりとして裏山から石が生まれると予言し、そのとおりこの川から石が生まれ落ちたことから始まったとされている。

代々の住職の代替わりに子生れ石が出現し、住職たちの墓石はすべてこの子生れ石が使用されているということになっている。

子生れ石は墓石になるだけでなく、子宝・安産の霊石としても崇められている。

 

子生まれ石の伝説

子生まれ石の伝説は静岡県牧之原市にある「大興寺」の墓所と、その裏山を越えた御相談川の二ヶ所で見ることができる奇観をまとめて紹介しよう。

子生まれ石の起源

子生れ石の伝説は、大徹和尚が亡くなる際に自らの身代わりとして裏山から石が生まれると予言したことから始まった。

その後、代々の住職の代替わりに子生れ石が出現し、住職たちの墓石はすべてこの子生れ石が使用されているとされる。

子宝・安産の霊石

子生れ石は墓石になるだけでなく、子宝や安産に神聖な力を持つとされている。

人々は子供を授かるためにこの石を崇め、祈りを捧げている。

石の信仰

子生まれ石は、仏教の卵塔の信仰と、丸石からくる性信仰の二系統に分かれているが、共通して石の中に「たま」の存在を信じる根元的なものと言える。

 

少子化の時代、子宝に恵まれたい方は訪れてみると良いだろう。

 

 

※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ