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【オカルト】ゴキブリが化身した妖怪「火間虫入道」

江戸時代の今昔百鬼拾遺に登場する妖怪「火間虫入道」について紹介しよう。

「火間虫入道」(ひまむしにゅうどう)とは?

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Toriyama Sekien (鳥山石燕, Japanese, *1712, †1788) – scanned from ISBN 4-0440-5101-1., パブリック・ドメイン, リンクによる

 

「火間虫入道」(ひまむしにゅうどう)は、江戸時代の妖怪画集『今昔百鬼拾遺』に登場する日本の妖怪だ。

この妖怪は、縁の下から上半身を現して行灯の油を嘗めている様子が描かれている。

当時灯りをともす油は魚油などであったことから、動物や昆虫がそれを舐めに来ることでそれを妖怪化した例がいくつか存在する。

解説文によれば、生前に怠け者であった者が死後にこれに化け、夜なべして仕事をしている人がいると、不意に現れて行灯の火を消したりして邪魔をする妖怪とされている。

一方で「火間虫」の「火間(かま)」をゴキブリを指す言葉と関連づけ、ゴキブリが灯の油を嘗める姿を化身したものだと考える説もある。

 

火間虫入道は顔文字がもとで生まれた妖怪?

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Yatobi(夜飛)作成。 – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

 

江戸時代に流行した顔文字として、「ヘマムショ入道」がある。

この落書きは「へのへのもへじ」「つるニハ◯◯ムし」のような絵文字で描かれ、山東京伝の「奇妙図彙」に掲載されていた。

この文字絵遊びである「ヘマムショ入道」が火間虫入道の由来になったのではないか、とも言われている。

 

 

※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ

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