先日ご紹介した白澤に続き、人に益を与えるタイプの妖怪「アマビエ」を紹介しよう。
アマビエとは?
『アマビエ(アマビヱ)の図』(京都大学附属図書館所蔵)を改変(※当該画像ファイルを複製したうえで、周辺画像を削除) – 京都大学貴重資料デジタルアーカイブの下記ページより、https://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/item/rb00000122#?c=0&m=0&s=0&cv=83&r=0&xywh=-8916%2C-386%2C27343%2C8468コンテンツの二次利用についてhttps://rmda.kulib.kyoto-u.ac.jp/reuseに準拠して利用 -See also other file of exact same artwork on The Commons here:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Higo_Amabie.jpg, パブリック・ドメイン, リンクによる
アマビエは、江戸時代後期の1846年(弘化3年)に現在の熊本県にあたる肥後国の海に現れたとされる日本の妖怪だ。
アマビエは、疫病を予言し、その姿を描いた絵を人々に見せることで疫病を防ぐと伝えられている。
アマビエの特徴
外見: アマビエは、3本の足、鱗のある体、そしてくちばしのついた顔を持つとされている。
予言: アマビエは「豊作が続くが、同時に疫病が流行する」と予言し、その予防策として自身の姿を描いた絵を見せるようにと告げた。
現代でのアマビエ
新型コロナウイルスの流行に伴い、アマビエのイラストがSNSで話題となり、疫病除けのシンボルとして再び注目を集めた。
アマビエの伝説は、疫病や災害に対する人々の不安や希望を象徴するものとして、今もなお多くの人々に親しまれている。
アマビエ、予言の言葉
アマビエは、肥後国の海上に現れた際に、次のような予言をしたと伝えられている。
「私は海中に住むアマビエである。これから6年間は豊作が続くが、その後に疫病が流行する。私の姿を描いた絵を人々に見せることで、疫病を防ぐことができる。」
この予言に基づいて、アマビエの姿を描いた絵が広まり、疫病除けとして信じられるようになった。
ちなみに絵に描かれたアマビエの姿は完全にゆるキャラ。
※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ