電気の歴史を見ると、古くは2500年の古代ギリシャに居た科学者が静電気を発見、本格的に電気が発見利用されるのは1750年代に入ってからと言われているが、実際は違う。
デンデラの電球レリーフ
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ハトホル神殿の「デンデラの電球」として知られるレリーフは、エジプトのデンデラにあるハトホル神殿の地下室に彫られたもので、現代の電球に似た形状をしている。
このレリーフは、ところどころに当時の意匠が見られるが完全に電球に見える。
オカルト的解釈
古代の電気技術
一部の研究者やオカルト愛好家は、このレリーフが古代エジプト人が高度な電気技術を持っていた証拠だと主張している。
彼らは、レリーフに描かれた形状がガイスラー管やクルックス管などの初期の電気装置に似ていると指摘しているし、事実そう見える。
また、神殿内に油煙の痕跡がないのに精緻なレリーフなどがみられることから、電気照明が使用されていた可能性すらあると言う説もある。
象徴的な意味
一方主流のエジプト学者は、このレリーフがエジプト神話の象徴的なイメージを表していると考えている。
具体的には、ジェド柱(安定の象徴)と中にヘビを孕むハスの花(多産の象徴)を描いていると主張している。
これらの象徴は、オシリス神の背骨やナイル川の洪水に関連する肥沃さを表しているとの解釈もある。
超古代文明の証拠
一部のオカルト理論では、デンデラの電球が超古代文明の存在を示す証拠であるとされている。
古代エジプトが失われた高度な技術を持っていたとする仮説を補強する証拠としても扱われている。
デンデラの電球を考古学観点から見ると?
オカルト的な解釈をすると超古代文明の痕跡や当時の人が現代と変わらない技術を持っていたと解釈するが、考古学的な観点から見ていくとどう解釈されるのかを見ていこう。
デンデラの電球レリーフは主に象徴的な意味を持つとされている。
象徴的な解釈
ジェド柱とハスの花
レリーフには、ジェド柱(安定の象徴)とハスの花(多産の象徴)が描かれており、ジェド柱はオシリス神の背骨を表し、再生と安定を象徴している。
ハスの花は、ナイル川の洪水とそれによる肥沃さを象徴しており、生命の再生や繁栄を意味している。
ヘビと光の象徴
レリーフに描かれたヘビは、しばしば生命力や再生を象徴するものとされている。
ヘビがハスの花の中にいる姿は、生命の誕生や再生を表していると考えられ、光の象徴として解釈されることもあり、神聖な知識や啓示を示しているとされている。
宗教的儀式の一部
このレリーフは、宗教的な儀式や神話の一部を描写していると考えられている。
特に、ハトホル神殿は女神ハトホルに捧げられたものであり、彼女の神話や崇拝に関連するシンボルが多く含まれている。
このように、デンデラの電球レリーフは、古代エジプトの宗教や神話に深く根ざした象徴的な意味を持ったものであり、たまたま電球に似ているだけに過ぎないのかもしれない。
でも私は超古代にあった失われた技術であることを信じて疑っていない。
※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ