【オーパーツ】当時としては完成度が段違いなレンズ「ヴィスビー・レンズ」

望遠鏡や拡大鏡などで使われるレンズに関しても、オーパーツに分類されるのではないかと言われるものが存在する。それが「ヴィスビー・レンズ」だ。

ヴィスビー・レンズとは?

ゴットランド島のヴィスビーで発見されたレンズは「ヴィスビー・レンズ」として広く知られている。

このレンズは、11世紀から12世紀にかけて作られたもので、非常に高い精度で研磨されているが、当時としては異常ともいえる水準という事でオーパーツ扱いされている。

特徴

材質と形状: ヴィスビー・レンズは石英ガラスで作られており、直径約50mm、厚さ約30mmの凸レンズだ。

光学性能: このレンズは、現代の基準でも非常に高い光学性能を持ち、焦点距離が短く、拡大率が高いことが特徴。これにより、当時の技術としては驚異的な精度で物体を拡大することができた。

歴史的背景

発見場所: レンズはスウェーデンのゴットランド島、ヴィスビーの遺跡で発掘された。この地域は中世のハンザ同盟の重要な交易拠点であり、多くの文化的・技術的交流が行われていたと推測されている。

用途: 正確な用途は不明だが、考古学者たちはこのレンズが天文学や航海術、あるいは細密な工芸品の製作に使用された可能性があると考えている。

意義

ヴィスビー・レンズの発見は、中世ヨーロッパにおける光学技術の高度な発展を示す重要な証拠となっている。

このレンズの存在は、当時の職人たちが非常に高度な技術を持っていたことを示しており、科学技術の歴史においても重要とされている。

 

ヴァイキングの戦利品?

レンズが発見された地域スウェーデンは ヴァイキングとは切っても切れない関係だ。

このことから、レンズはヴァイキングに奪われてきた「戦利品」であるとの主張もある。

ただ、ヴィスビー・レンズがバイキングによって奪われたものであるかどうかについては、明確な証拠はない。

ヴィスビーは中世のハンザ同盟の重要な交易拠点であり、多くの文化的・技術的交流が行われていたため、純粋に交易によって齎された可能性もある。

そのため、レンズがどのようにしてヴィスビーに到達したのかは、いくつかの仮説が考えられる。

 

仮説

交易による取得: ヴィスビーは交易の中心地であったため、レンズが他の地域から交易を通じてもたらされた可能性がある。

技術交流: 中世ヨーロッパでは、技術や知識の交流が盛んに行われていた。レンズが技術者や職人によってヴィスビーに持ち込まれた可能性もある。

戦利品としての取得: バイキングは他の地域や商船を襲撃し、戦利品を持ち帰ることがあった。レンズがそのような戦利品の一部であった可能性も否定できない。

 

どちらにしても、当時の技術水準から考えるとレンズの出来が突出してたからオーパーツ扱いされていたと言うお話。

 

 

※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ

 

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