先に紹介したオリャンタイタンボの6枚屏風岩以外にも、岩と岩との間にカミソリも通さない石組みで作られた建造物は多数残っているが、その中でも多く残っているのが「クスコ」という地域だ。
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クスコにある石組みの建造物
ペルーの古代インカ帝国の首都クスコにもオリャンタイタンボ同様に「カミソリも通さない石組み」驚異的な技術で作られた建造物が存在する。
特に有名なのは、サクサイワマン遺跡やクスコ市内のいくつかの建造物で見られる石壁である。
これらの石組みは、石を精巧に削り出し、完全に密着させることで作られており、その接合部分にはカミソリすら通らないほどの精度があると言われている。
石材には様々な大きさと形状のものが使用されているが、接合部分には一切の接着剤やモルタルが使用されていない。
それにもかかわらず、石が驚くほど安定して積み上げられており、何世紀もの間、地震などの自然災害にも耐えてきた。
この精緻な石組みは、現代の技術でも再現が困難であるとされ、オーパーツとしても注目されている。
インカ人がどのようにしてこの精密な石組みを達成したのかは今も謎である。
現代の技術者や考古学者は、特別な工具や技術を駆使したのではないかと推測しているが、当時の文明がどのようにそれを実現したのかを完全に解明することはできていない。
この石組みの技術は、インカ文明の高度な建築技術を象徴しており、その謎めいた特性から多くの研究者やオカルト愛好家が議論している。
クスコ以外に石組みが残る遺跡
クスコ以外にも、カミソリも通さない石組みが見られる建造物は存在する。代表的な場所として、以下の遺跡が挙げられる。
マチュ・ピチュ(ペルー) インカ帝国の遺跡として最も有名なマチュ・ピチュも、非常に精巧な石組みが見られる場所の一つだ。
特に「神殿の区画」や「太陽の神殿」の石組みは、クスコの石壁同様に精密で、接合部分にカミソリが通らないほどである。
この場所も、地震多発地域にありながら、何世紀にもわたってその構造を保ち続けている。
先にも紹介したオリャンタイタンボ(ペルー) オリャンタイタンボはクスコの北西に位置するインカ帝国の要塞都市で、ここでも同様に精密な石組みが見られる。
特に、上部の神殿エリアにある巨大な石組みは非常に滑らかで、カミソリも通さないほどの精度を持っている。
また、これらの石は非常に大きく、どのようにして山から運ばれ、精密に組み立てられたのかは謎のままである。
ピサック遺跡(ペルー) クスコ近郊にあるピサック遺跡も、精巧な石組みが特徴的だ。
山の斜面に築かれたこの遺跡には、農業テラスや宗教的な建造物が存在し、特に宗教区画の石組みは非常に精密である。
ここでも、モルタルを使わずに石を密着させており、接合部分の完璧さからカミソリを通すことはできないと言われている。
これらの場所はすべて、インカ帝国の高度な石工技術の証拠であり、クスコだけでなく、広範囲にわたって同じ技術が使用されていたことを示している。
インカ文明が築いた建造物の多くは、ペルーのアンデス山脈一帯に分布しており、これらの遺跡もその中に含まれる。
また、これらの遺跡が地震の多い地域にありながら、数百年にわたって崩壊せずに残っている点も、石組みの優れた構造的安定性を物語っている。
やっぱり宇宙人が来て加工技術を教えた可能性は捨てきれない。
※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ