【オーパーツ】海底に広がる明らかな人口道路「ビミニ・ロード」

ビミニ・ロードは、バハマ諸島のビミニ島付近の海底に広がる巨大な石造りの構造物であり、1968年に発見された。

この石の道はオーパーツ(Out of Place Artifacts)、つまり、現代の科学や歴史で説明できない物体として有名である。

海底にあるその神秘的な姿は、特に「アトランティス大陸」の存在を示す証拠として多くの議論を引き起こしている。

Bimini island.jpg
Original picture by NASA – https://eol.jsc.nasa.gov/searchphotos/photo.pl?mission=STS091&roll=731&frame=028, パブリック・ドメイン, リンクによる

ビミニ島を上空から撮影したもの。

ビミニ・ロードの発見

ビミニ・ロードが初めて発見されたのは、アメリカのパイロット、ジェームズ・マンソンによるものである。

1968年、彼はビミニ島沖の浅瀬を飛行中に、海底に石の配列が存在することに気づいた。

この石群は、巨大な石板が長く並んだ道のような形状をしており、幅が約5.5メートル、全長が約800メートルに及んでいる。これが「ビミニ・ロード」と呼ばれる所以である。

石の形状やその整然とした並び方が人工的に作られたものと感じさせ、さらにその規模から、古代文明の痕跡ではないかという憶測が飛び交うことになった。

アトランティスとの関連

ビミニ・ロードが特に注目される理由の一つに、アトランティス伝説との関連がある。

20世紀初頭の霊能者、エドガー・ケイシーは、ビミニ島近辺で「アトランティス大陸の一部が発見される」と予言しており、ビミニ・ロードの発見はこの予言に重なったため、多くの人々がアトランティスの存在を確信した。

ケイシーは、アトランティスが約1万年前に海底に沈んだ文明だと述べ、その一部がビミニ近海で見つかると予見した。

ビミニ・ロードの石造りの道が、かつてアトランティス文明の都市の一部だったという主張は、当時の考古学界に波紋を呼び、多くの研究者や冒険家たちがビミニを訪れるきっかけとなった。

科学的な見解

一方で、ビミニ・ロードは自然現象で形成されたという科学的な見解も存在する。

多くの地質学者は、この石の構造が「海岸段丘」や「岩盤の自然侵食」によるもので、人工物ではないと主張している。

この説によれば、ビミニ・ロードは約2万年前の氷河期に海面が低下した時期に形成されたものであり、自然に割れた石灰岩の層が海底でこのような形状になったとされる。

実際に調査された石材は、砂岩や石灰岩でできており、形状も自然に見られる割れ目や浸食によるものと一致する点が多い。

さらに、同様の岩石の配列は世界中の海岸沿いでも確認されているため、ビミニ・ロードも特別なものではないという意見が一般的な科学者の間で支持されている。

ビミニ・ロードの謎

それにもかかわらず、ビミニ・ロードは依然として議論の的である。

石の大きさや整然とした配列は、自然現象だけでは説明しきれないと感じる人も多い。

特に、石が直線的に並び、一部が90度に曲がっている様子は、人工物の特徴であると主張する学者や探検家も少なくない。

また、これまでの調査では、ビミニ・ロードの下層部分にさらなる構造物が存在する可能性も示唆されている。

もしこれが事実であれば、ビミニ・ロードはさらに大きな人工建造物の一部であり、失われた古代文明に関連する証拠になるかもしれない。

まとめ

ビミニ・ロードは、その神秘的な存在感から、失われた古代文明アトランティスの遺跡として注目される一方、自然現象であるとする科学的見解も根強い。

いまだにその起源や目的についての結論は出ておらず、多くの謎に包まれている。

アトランティス伝説と結びつけるロマンと、科学的な説明との間で揺れるビミニ・ロードは、今後も新たな発見が期待される未解明のオーパーツである。

 

※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ

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