【オーパーツ】ペルー・ナスカだけじゃない!イギリスにも存在する地上絵4選

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地上絵と言うと真っ先に出て来るのはペルーはナスカにある地上絵だ。

だが、地上絵はナスカだけではなく英国にも存在する。それが「サーン・アッバスの巨人」、「アフィントンの白馬」、「ウィルミントンのロングマン」、「フォルクストンの白馬」がある。

いずれも歴史と描いた意図を持つと考えられているが、詳細は不明だ。これらの地上絵は巨大で、風雨にさらされながら何世紀にもわたって存在してきた。

以下、それぞれについて詳しく紹介しよう。

サーン・アッバスの巨人(Cerne Abbas Giant)

Cerne-abbas-giant-2001-cropped.jpg
PeteHarlow – このファイルの派生元: The Cerne Abbas Giant – 011.jpg, CC 表示-継承 3.0, リンクによる

 

「サーン・アッバスの巨人」はイングランドのドーセット州サーン・アッバスに位置する大地に刻まれた巨大な男性の姿である。

この巨人は全長55メートルに達し、裸の男性が手に棍棒を持ち、かなり力強い姿勢をとっているのが特徴だ。

その起源については明確な証拠がないため、古代ケルトやローマ時代、またはそれ以前にさかのぼるものという説もあれば、17世紀に意図的に作られたものだとする説もある。この巨人は、豊穣や男性性を象徴すると考えられるが、実際の目的は未だに謎である。

アフィントンの白馬(Uffington White Horse)

White horse from air.jpg
Dan Huby  – 原版の投稿者自身による著作物 , パブリック・ドメイン, リンクによる

 

「アフィントンの白馬」はオックスフォードシャー州にある約110メートルにわたる馬の地上絵で、英国最古の地上絵の一つとされている。

この白馬は紀元前1000年頃に作られたとされ、そのスタイルは独特で、まるで抽象画のような線画で描かれている。

この白馬もまた、その意図や目的については解明されていないが、豊穣を祈る儀式や宗教的な意味合いが込められていた可能性がある。考古学的な研究により、ユフィントンの白馬は鉄器時代に作られた可能性が高いとされており、特にケルト文化の影響が考えられている。

ウィルミントンのロングマン(Wilmington Long Man)

Long Man of Wilmington.jpg
By Cupcakekid at English Wikipedia, CC BY 2.5, Link

 

「ウィルミントンのロングマン」はイースト・サセックス州のウィリンドン近くの丘陵に描かれた、人の形をした地上絵である。

全長は約70メートルあり、長い棒を両手に持った立ち姿が特徴だ。ロングマンの起源ははっきりしていないが、中世の時代に描かれたと考えられている。

この人物像は、天文の観測や宗教的な儀式に関連するものとする説もあるが、その真意は解明されていない。地元の伝説によれば、ロングマンは守護神であり、地域を守るためのものであるとされている。

フォルクストンの白馬(Folkestone White Horse)

Folkestone White Horse cropped.jpg
By Ultra7 – Cropped version of File:Folkestone White Horse.jpg, Public Domain, Link

 

「フォルクストンの白馬」上記3つの地上絵とは違い、ケント州の丘に刻まれた比較的新しい地上絵で、2003年に完成した。

この白馬はユフィントンの白馬にインスパイアされており、フォルクストンを訪れる人々への歓迎の意を表す象徴とされている。フォルクストンの白馬は、他のオーパーツと異なり現代のアーティストによって作られたものであり、伝統と現代の融合を意図していると考えられる。

 

以上のように、これらの地上絵は古代の宗教的、または儀式的な意図が込められていると考えられ、長年にわたり様々な議論と謎を呼んでいる。

特に「サーン・アッバスの巨人」や「ユフィントンの白馬」は、オーパーツとしての特徴を持ち、なぜその場所に描かれたのか、誰が何のために描いたのかといった詳細は謎だ。

 

 

※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ

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