【オカルト】火を吹く老婆の妖怪「姥ヶ火」

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現在の大阪府に出現したと言われる怪火「姥ヶ火(うばがび)」を紹介しよう。

姥ヶ火とは

Saikaku shokoku banashi Ubagabi.jpg
Ihara Saikaku (井原西鶴, Japansese, *1642, †1693) – scanned from ISBN 978-4-00-240076-1., パブリック・ドメイン, リンクによる

 

姥ヶ火(うばがび)は、河内国(現・大阪府)や丹波国(現・京都府北部)に伝わる怪火だ。

姥ヶ火は、雨の夜に河内の枚岡(現・大阪府東大阪市)に現れたとされており、大きさは約一尺(約30センチメートル)の火の玉として観察された。

姥ヶ火が発生した説は複数あるが、有力なのはかつてある老女が平岡神社から灯油を盗み、その祟りで怪火となったという伝承だ。

怪火が人の肩をかすめて飛び去ると、その人は3年以内に死んでしまうとされている。

また、大阪に近い地域と言える、京都府・保津川に姥ヶ火が現れた伝承が残っている。

姥ヶ池

枚岡神社には、姥ヶ火の伝説にちなむ池「姥ヶ池(うばがいけ)」がある。

かつて神社から油を盗んだ老女が、その罪を恥じて池に身を投げたという伝説が残されており、ボランティア団体によって復元された姥ヶ池は、老女の悲嘆を後世に伝える場と言える。

 

怪火(かいか)について

怪火(かいか)は、日本各地に伝わる不思議な現象で、空中を浮遊する正体不明の火の玉として知られている。その情報を少し開示しよう。

怪火の特徴

怪火は、青白い光や赤、黄色の光を放つことがあり、大きさはろうそくの炎程度から人間ほどの大きさ、さらには数メートルもの大きさのものまで様々だ。

数は1個から多数まであり、一晩中燃えたり消えたりを繰り返す事もあるが、大抵の場合日の出近くなると消えると言われる、。

出没する場所と時期

怪火は、春から夏にかけての雨の日に現れることが多い。

水辺や湿地帯、森、草原、墓場など自然に囲まれた場所に現れやすいが、まれに街中に現れることもある。

 

怪火の種類

日本には多くの怪火の種類があり、地域によって様々な名前で呼ばれている。

狐火(きつねび)、遊火(あそびび)、陰火(いんか)、風玉(かぜだま)、火の玉(ひのたま)などがあるが、全て怪火を示す言葉だ。

 

学的な考察

現代科学では、怪火は放電によるプラズマ現象、セントエルモの火などと説明されるとしている。

死体が分解される過程でリン酸中のリンが発光する現象や、リン化水素のガス体が自然発火により燃えているという説もある。

怪火は、日本の伝統的な伝承や民間信仰において重要な位置を占めており、幽霊や妖怪の目撃情報がある場所には怪火の出現率も高いと言われている。

私的には人の死との関連が怪火とリンクしすぎている部分があるため、死体から生成されたリンが元で怪火が出現するという説を推したい。

 

※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ

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