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【占い】アガスティアの葉 占いの仕組みと指紋の秘密

親指で運命が決まる神秘 ― それがアガスティアの葉

南インドで語り継がれる不思議な予言、「アガスティアの葉」をご存じだろうか?

これは、古代の聖者たちが数千年前に書き記したとされる予言書で、驚くべきことに「自分の運命が書かれた葉」が存在すると信じられている。

では、その葉をどうやって見つけ出すのか――

鍵となるのは、あなたの親指の指紋だ。

オカルトの世界においても一際異彩を放つこの予言方法は、単なる迷信にとどまらない。実際に、インドのナディセンターには世界各国から人々が集まり、過去・現在・未来を知る手がかりを求めている。

この記事では、アガスティアの葉の占いがどのような仕組みで成り立っているのか、そして指紋がなぜその中で重要な役割を果たしているのかを、わかりやすく解説していこう。

アガスティアの葉はなぜ指紋で探すのか?

指紋が語る“魂の設計図”

アガスティアの葉では、まず最初に「親指の指紋」を使って、予言の対象となる葉を探し出す。これは西洋占星術や血液型占いとはまったく異なるユニークなアプローチだ。

指紋は人間の一生を通して変わらない。

さらに、誰一人として全く同じ模様を持っていないため、「個人を特定する符号」として極めて信頼性が高い。インドのナディ占星術では、この指紋が単なる生体認証ではなく「魂の設計図」とされ、霊的な意味も持つとされている。

男は右手、女は左手 ― 性別でも変わる基準

ナディセンターでは、性別によって使用する手が決まっている。

  • 男性:右手の親指

  • 女性:左手の親指

この理由は、インドの伝統的な観念において、右手は「行動」、左手は「内面・受容」を象徴しているためだ。

指紋パターンで分類 → 葉の束へ

指紋の模様は16〜108種類の分類に分けられている。これにより、膨大なアガスティアの葉の束(数千〜数万枚)から、候補となる束を選び出すことができる。

その後、「あなたの名前」「両親の名前」「兄弟姉妹の数」「配偶者の有無」などをひとつひとつ尋ねられ、質問に一致した葉があなたのものと特定される。

この時点で、選ばれる葉は「あなたの魂に書かれたカルマと運命の台本」なのだ。


アガスティアの葉 占いの具体的な流れ

占いは神聖な儀式から始まる

アガスティアの葉の占いは、単なる情報検索ではない。占いの始まりは、聖者の魂と繋がるための祈りから始まる。

ナディリーダーと呼ばれる人物が、特別なマントラを唱えながら、予言の葉にアクセスするという、まさに“儀式”のような神秘のプロセスだ。

この段階で、空気が張り詰めたような独特の緊張感が生まれる。占いを受ける者の目の前には、ヤシの葉を綴った何束もの冊子が置かれ、その中から“自分の運命の書”が選ばれていく。

段階を経て明かされる魂の記録

占いの流れは、大きく以下のステップで進んでいく。

① 指紋採取とパターン分類

最初に親指の指紋を採取し、ナディリーダーがパターンを読み取る。分類された指紋に応じて、該当する葉の束が提示される。

② 質問と照合フェーズ

束から一枚ずつ読み上げられる葉には「この人物の父の名前は◯◯である」「兄弟は3人である」などといった事実が書かれている。受け手はその都度「はい」「いいえ」で答え、すべて一致した時に「あなたの葉」が確定する。

③ 葉の予言文読み上げ

葉にはタミル語でびっしりと予言が書かれている。ナディリーダーがそれを読み、通訳が現地語や英語、日本語に翻訳してくれる。

④ 14章に渡る予言内容の開示

以下のような内容が順番に語られていく:

  • 過去の出来事(前世含む)

  • 現在の問題点と精神状態

  • 将来起こる可能性のある出来事

  • 職業・健康・家族構成・結婚

  • 死の時期や死に方

  • カルマ(業)の影響

  • 悪い運命を避けるための祈祷方法(プージャ)

⑤ 解決策の提示:プージャの指示

悪運や病気、障害が示された場合、それを軽減または回避するための儀式(プージャ)や善行、巡礼地の訪問などが提案される。

これは「読むだけ」で終わらせない、人生の改善策として非常に重要な要素である。


まとめ|指紋で辿る運命の書、アガスティアの葉の神秘

アガスティアの葉は、オカルト的興味を超えて「魂の記録」を信じる人々にとっては聖典のような存在である。

親指の指紋という極めて個人的な情報から、数千年前に記された自分だけの未来予言が発見される――その瞬間の衝撃は、言葉では言い表せない。

この占いは、知ることだけでは終わらず、「どう生きるか」「どう運命と向き合うか」という問いを私たちに投げかけてくる。

もしあなたが、人生に迷いを感じた時、自分の魂の過去や未来を知りたくなった時は、静かにアガスティアの葉を訪ねてみるといい。そこには、あなたのために書かれた“もうひとつの履歴書”が待っているかもしれない。

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