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【魔術・占い】歴史に残る呪われた宝石3選!所有者の悲劇とは

宝石は、古代から人々を魅了し続けてきた。その美しさ、希少性、輝きは、王族や貴族、富裕層にとって単なる装飾品ではなく、権力と富の象徴であった。

しかし、歴史上には「呪われた宝石」と呼ばれ、その所有者に不幸をもたらしたとされるものがいくつも存在する。

これらの宝石は、その持ち主が次々と悲劇に見舞われたことで、単なる偶然ではなく「呪い」がかかっていると考えられてきた。

なぜ一部の宝石が「呪われている」と言われるのか? その理由はいくつか考えられる。

  • 略奪や盗難による呪い:戦争や侵略によって強奪された宝石は、元の持ち主やその信者によって呪われた可能性がある。特に、寺院や神聖な場所から盗まれたものは、神の怒りを買ったとされることが多い。
  • 血塗られた歴史:宝石を巡る権力争いや、持ち主同士の裏切りが続いた結果、その歴史が「呪い」として語り継がれることがある。
  • 偶然の不幸が伝説化:所有者の多くが悲劇的な最期を遂げた場合、それが単なる偶然ではなく「呪い」として広まることもある。

本記事では、歴史に名を残す4つの呪われた宝石と、その所有者たちに降りかかった数々の悲劇を詳しく紹介する。

1. ホープダイヤモンド:所有者を次々と破滅させた青い呪い

ホープダイヤモンドとは?

ホープダイヤモンドは、深みのある美しい青色を持つダイヤモンドで、その重量は45.52カラットにも及ぶ。世界で最も有名なダイヤモンドの一つであり、「呪われた宝石」の代表格として知られている。その魅惑的な輝きとは裏腹に、このダイヤを手にした者は次々と不幸に見舞われた。

ホープダイヤモンドの起源

このダイヤモンドの歴史は17世紀に遡る。インドのゴルコンダ鉱山で採掘されたこの宝石は、もともとヒンドゥー教の寺院で神像の目として使用されていた。しかし、フランス人の宝石商ジャン=バティスト・タヴェルニエによって盗み出されたと伝えられている。神聖なものを盗んだことで、このダイヤには「神の呪い」がかかったと信じられている。

所有者たちの悲劇

ホープダイヤモンドは、タヴェルニエの手を離れた後、フランス王室に渡ったが、その後も所有者が次々と不幸に見舞われた。

  • ジャン=バティスト・タヴェルニエ:最初の所有者とされる彼は、宝石を手に入れた後、熱病で死亡したとも、野犬に襲われて命を落としたとも言われている。
  • ルイ14世:ホープダイヤモンドを購入したフランス国王ルイ14世は、フランスの衰退と自身の病に苦しんだ。
  • マリー・アントワネット:ルイ16世とともにこの宝石を所有した彼女は、フランス革命でギロチンにかけられた。
  • エヴァリン・ウォルシュ・マクリーン:20世紀初頭にホープダイヤモンドを購入した彼女の家族は、息子の事故死、娘の自殺、夫の破産と次々に不幸に見舞われた。

現在、ホープダイヤモンドはスミソニアン博物館に展示されており、呪いは封じられたとされている。


2. コ・イ・ヌール:王を滅ぼした呪いのダイヤモンド

コ・イ・ヌールとは?

「コ・イ・ヌール(Koh-i-Noor)」は、ペルシャ語で「光の山」を意味するダイヤモンドであり、世界最大級の宝石の一つだ。その歴史は古く、インドの王族たちがこの宝石を巡って争いを繰り広げてきた。

呪いの起源

コ・イ・ヌールは、インドの支配者によって大切にされてきたが、「この宝石を持つ男性は必ず破滅する」という呪いが語り継がれている。実際、歴代の所有者である王や指導者は、次々と悲劇的な運命を辿った。

所有者たちの悲劇

  • アウラングゼーブ帝:ムガル帝国の皇帝であったが、息子たちとの権力闘争に苦しみ、最期は孤独な死を迎えた。
  • ナーディル・シャー:ペルシャの征服者であり、インドからコ・イ・ヌールを奪ったが、その後暗殺された。
  • ランジート・シング:シク王国の王であったが、彼の死後、王国は衰退し、息子たちは次々と殺害された。

現在、コ・イ・ヌールはイギリス王室の王冠に埋め込まれているが、その呪いを恐れ、王族の男性は身に着けないようにしているという。


3. ブラックオルロフ:自殺者を続出させた黒いダイヤ

ブラックオルロフとは?

ブラックオルロフは、約67.5カラットの黒いダイヤモンドであり、「ブラフマの瞳」とも呼ばれる。その名の通り、不吉な伝説が付きまとっている。

呪いの起源

このダイヤモンドは、インドの寺院に祀られていたブラフマ神の像の目として使われていた。しかし、何者かによって盗まれ、その後の所有者に次々と悲劇が訪れるようになった。

所有者たちの悲劇

  • 初期の所有者:詳細は不明だが、宝石を持った人々の間で不可解な死が相次いだとされる。
  • ジョック・テイラー:20世紀にこの宝石を所有した宝石商で、ダイヤ購入後に自殺した。

現在、このダイヤモンドはカットされ、持ち主を変えることで呪いが和らいだと言われている。


まとめ:呪われた宝石の教訓

呪われた宝石の多くは、強奪や略奪によって所有者が変わるたびに災厄をもたらした。これらの伝説は、単なる迷信ではなく、歴史の中で実際に起こった出来事と密接に関係している。宝石が持つ「美」と「呪い」、その狭間には人間の欲望と業が隠されているのかもしれない。

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