【オカルト】天狗は2種類!天狗が起こす現象まとめ
天狗というと一般的には「鼻が高く長い」というイメージがあるが、天狗には2種類いることが解っている。
鼻高天狗
鼻が高く長い天狗は、日本の伝承や民間信仰に登場する妖怪や神話上の存在だ。
彼らは一般に、鳥のような特徴を持つ人間の姿をしており、しばしば大きな鼻や赤い顔、巨大な扇子を持って描かれる。
天狗は山や森に住み、風や雲を操り、しばしば人々を惑わしたり、戯れたりする存在として描かれる。
神話や民話に登場し、日本の文化や芸能、特に能や狂言などの演劇にも頻繁に登場。
また自然の守護者や山の精霊としても描かれますが、彼らが善悪の両方の側面を持つ存在として表現されることもある。
天狗と言えば「鼻が高く長い」妖怪を思い浮かべるが、実際にこの像が広まったのは江戸時代と、割と近年に生まれた妖怪とされる。
鴉天狗
鴉天狗(からすてんぐ)は、日本の民間信仰や伝承に登場する天狗だ。
鴉天狗は一般的に、鴉(からす)のような特徴を持つ天狗として描かれ、その特徴には黒い羽毛、くちばしや鋭い目、羽根で覆われた頭などがあります。
鴉天狗はしばしば山や森に住み、風の力を操り、鴉の群れを率いて飛ぶといった特徴も持っている。
日本の伝承や民話において、鴉天狗はしばしば天狗の一種として登場し、時にはその行動が人々に影響を与えるとされ、怪異や不吉の象徴としても扱われ、時には警告の役割を果たすこともある。
ちなみに中世頃までの歴史を辿ると「鴉天狗」の方が一般的で歴史が古いと言われている。
天狗が起こす不思議な現象
天狗が起こすとされる不思議な現象は多岐にわたりるが、以下はその一部。
風の操り手
天狗は風を操ることができるとされ、強風や突風を引き起こすと信じられている。特に山岳地帯では、突然の風が吹き荒れたり、風の音が聞こえたりすると、それを天狗の仕業と考えることがある。
目の幻覚
天狗は人々に幻覚を見せると信じられている。これには、天狗の力によって山中で迷子になることや、幻覚を見せて人々を惑わせることが含まれる。
耳の幻覚
時に人々に声を聞かせたり、遠くから怪しい声が聞こえてくる場合これは天狗の仕業と言われる。しばしば山や森の中で、特に夜間に起こるとされている。また、木が倒れていないの、木の倒れる音が聞こえたりする場合も天狗の仕業と言われる。
物体の移動
天狗が物体を動かすことがあると言われ、人々が置いた物が突然消えたり、別の場所に移動したりすることを指す。
山の中で起こる自然現象やそれでも説明が付かない怪現象は、大体天狗のせいとして片付けられているが、天狗の姿を見た者の伝承はかなり少なく、本当に前述の様な姿をしているかという確証は得られていない。
山で起こる不思議な出来事、怪現象の説明を天狗という妖怪を仕立て上げて、擦り付けているに過ぎないのかもしれない。
※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ