【オカルト】二人の医者が日本一の名医を争いお互いの首を同時に切断したら死んで妖怪化「どうもこうも」
現代でも否定や曖昧な言い回しとして使う表現に「どうもこうも」というものがあるが、その表現の元となったかもしれない妖怪「どうもこうも」を紹介しよう。
どうもこうもとは?
尾田淑 – scanned from ISBN 4-3360-4187-3., パブリック・ドメイン, リンクによる
妖怪「どうもこうも」は、日本の妖怪絵巻に描かれている妖怪の一つだ。
この妖怪は、一つの体に二つの頭を持つ姿で描かれている。
名前の表記には「どふもこふも」や「とうもかうも」などのバリエーションもあるが、どちらも「どうもこうも」を指すと言われている。
「どうもこうも」は、江戸時代の絵巻物『百鬼夜行絵巻』や『百物語化絵絵巻』などに登場するが、具体的にどのようなことをする妖怪かは記録されていない謎の妖怪だ。
そのため、詳細な行動や特性については一切不明とされている。
また、「どうもこうも」という名前には、昔話に由来する説もある。
昔、「どうも」と「こうも」という二人の名医が自分の技量を競い合い、最終的に互いの首を切り落として繋ぐという勝負を行ったが、同時に首を切ったために本来繋ぐ人がおらず、二人とも死んでしまったという話がある。
この話から、「どうもこうもならない」という表現が生まれたとされている。
表現「どうもこうも」について
「どうもこうも」という表現は、日本語でいくつかの意味や使い方がある。
妖怪の名前
まずは妖怪の名前だ。「どうもこうも」は、日本の妖怪絵巻に描かれている妖怪。旧仮名遣いでは「どふもこふも」や「とうもかうも」などの表記も見られる。
否定的な意味
「どうもこうも」は、否定的な意味で使われることもある。
例えば、「どうもこうもならない」という表現は、「全然うまくいかない」や「まったく手に負えない」という意味として使われる。
曖昧な状況
「どうもこうも言えない」という表現は、状況が曖昧でどちらとも言えない、という意味で使われる。
妖怪どうもこうもは名前にユレがある
妖怪「どうもこうも」は、いくつかの異なる名前や表記で知られており、以下のようなバリエーションがある。
どふもこふも
とうもかうも
とうもこうも
右も左も(どうもこうも)
これらの名前は、同じ妖怪を指しており、江戸時代の絵巻物や文献に登場する。
一つの体に二つの頭。一人きりになることは出来ないが、一人が嫌な人にはうらやましい妖怪だろう。
※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ