【オカルト】トイレに現れると言われる神様と妖怪
古来よりトイレには神様や妖怪が現れると言われている。今回はその中でも有名なものを紹介しよう。
トイレに現れる神様
トイレに現れる神様として有名なのは「烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)」だ。
I, KENPEI, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
烏枢沙摩明王は、サンスクリット語で「ウッチュシュマ」と呼ばれる炎の神であり、不浄を焼き尽くして清浄にする力を持っている。
日本では、特にトイレの守護神として信仰されており、トイレを清潔に保つことで、家の繁栄や健康を守るとされている。
そして「埴山毘売命(はにやまひめのみこと)」や「水波能売命(みずのはのめのかみ)」などがトイレの神様として知られ有名だ。
これらの神様は、トイレを清潔に保つことで、家族の健康や美しさを守ると信じられており「つばを吐いてはいけない」「裸でトイレに入ってはいけない」といった言い伝えも残っている。
トイレをきれいに使い、日々掃除することで、神様に感謝の気持ちを伝え、良い運気を呼び込むことができると言われている。
トイレに現れる妖怪
Toriyama Sekien (鳥山石燕, Japanese, *1712, †1788) – scanned from ISBN 4-336-03386-2., パブリック・ドメイン, リンクによる
今度はトイレに現れる妖怪として有名な妖怪も紹介しよう。
まずは超有名どころとして挙がる妖怪が「トイレの花子さん」だ。
これは学校の怪談として広く知られており、特に小学校のトイレに現れるとされている。
花子さんは、トイレの個室にいるとされ、名前を呼ぶと現れるという話が多い。
そして、現代ではあまり聞かないが、昔からの言い伝えで知られている妖怪が「加牟波理入道(がんばりにゅうどう)」だ。
これは大晦日にトイレで「がんばり入道郭公」と唱えると現れるとされる妖怪で、口から鳥を吐く姿で描かれている。
地方で有名なトイレの妖怪となる「雪隠坊(せっちんぼう)」が居る。これは和歌山県の伝承で、トイレで鳥のような声を出すとされている。
きっと小・大便するときの音をさわやかに変えてくれる妖怪だったが、音姫に代表されるトイレ用擬音装置の登場により存在意義を奪われてしまい、現代では信仰や知名度が極端に落ちてしまい存在が消えかけているのかもしれない。
ただ、こうやって並べてみると、トイレに現れる神様・妖怪はエロスなんじゃなかろうか。
※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ