【オカルト】田んぼに出現し所有権を主張、作業も手伝わせる妖怪「泥田坊」
日本全国の田んぼに出現し「俺の田を返せ」と所有権を主張、さぼってる人を見つけると怒って作業を強制する妖怪「泥田坊」について紹介しよう。
泥田坊とは?
Toriyama Sekien (鳥山石燕, Japanese, *1712, †1788) – scanned from ISBN 4-336-03386-2., パブリック・ドメイン, リンクによる
泥田坊は、日本の妖怪で、鳥山石燕の画集『今昔百鬼拾遺』に登場する。
彼の描いた泥田坊は片目しかなく、手の指が3本しかない姿で、泥田から上半身だけを現したものされている。
この妖怪は、北国に住む翁が田を買って耕作し、その田を遺して亡くなった後、放蕩息子によって田が売り払われたことから現れると伝えられている。
現代の解釈では、農業を営む老人が田を遺して死んだ末、放蕩息子を怨んで泥田坊という妖怪に転じ現れているとも言われている。
この際に「俺の田を返せ」というセリフを言いながら、他の所有権を主張したとされている。
また、別の伝承では、山形県に「ドロ田坊」という名前で似た話が存在する。
この話では、田植えをしないで遊んでいた女性が、泥だらけの坊主に田植えを命じられるというものだ。
泥田坊は、汚泥でできた妖怪で、湿地や泥の中に潜んで通りかかる人々を襲うとされているが、調べてみた所人を襲う伝承は確認できていない。
※全て嘘で全て偽、信じるかはアナタ次第だ
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