最近取り沙汰されている「異世界」だが、とある仮説が注目を集めている。
それは「ゲーム」「小説」「漫画」と言った【物語の中の世界】が、実は異世界の誕生への切っ掛けとなっている可能性があると言うのだ。
研究者たちは、数十年にわたる作品の分析と観察に基づき、異世界の存在がゲーム、小説、漫画の創造プロセスにおいて根底にある可能性を示唆した。
過去にも有名な物語などは多数作られていたが、異世界に行ったという報告が少いのは、本を読めるほどの能力（識字率等）低さや、本自体が高く手に入らなかったからではないかとされる。
現代になると識字率が高くなり、娯楽にも予算を掛けれる人口が増えたこと、それに携わるクリエイターも爆発的に増えたことにより異世界が生まれる条件が整った。
異世界が誕生する切っ掛けは多岐にわたるが、第一の条件として当てはまるのは「生み出した想像・架空の世界を多数の人間が共通して認識する」ことにあると言う。
想像・架空の世界を他者が共通して認識することにより、その世界をベースとした「異世界」が生まれていると言うのだ。
第一条件が満たされることで、ゲーム、小説、漫画など架空の世界が異世界との接点となり、我々の現実世界に影響を及ぼし始め、身体ごと転移、前世の記憶・技術を持ったまま転生なども起こり始めている。
生まれる作品が加速度的に増えている現代、異世界も同じ数だけ加速度的に増えていくだろう。
※全て嘘で全て偽